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THIS IS MY STORY

さくら教育支援グループ

代表 鯨岡啓助

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始めるに至った経緯

 

私の実家では3代続く金属加工業を営んでいます。その会社では以前から、外国人研修生制度(外国人技能実習制度の前身となる制度)を活用して外国人を受け入れていました。 会社の工場は自宅の目の前にあり、外国人が住んでいた寮も会社と同じ敷地内にあったので、子供の時には彼らを“お兄ちゃん”のように感じていて、よく遊び相手になってもらったことをよく覚えています。中高生ぐらいになると実家の工場でアルバイトとして働くこともあり、この頃から“同僚”として彼らに関わることが多くなってきました。その後、大学を卒業すると同時に実家の工場に就職をする進路を選んだため、今度は“上司”として彼らと関わることになりました。 彼らが「優しくてまっすぐな気持ち」を持っていることは子供の時から知っていたのですが、仕事を通してみる彼らは「仕事に対して貪欲でストイック」でした。言葉を選ぶことなく言うとすれば、「日本人より良く働く、貴重な戦力」として頑張ってくれたので、上司である私はとても重宝していました。そんなある日、可愛がっていたベトナム人技能実習生から、「今度、結婚することになりました!良かったら参加してくれませんか?」と招待を頂いたので、彼の実家まで行って結婚のお祝いに参加させていただいたことは良い思い出です。  そんな折に、よその会社では薄給激務で奴隷のように働かされているという衝撃の事実を耳にしました。私はこの話を聞いたときに、あんなにも頑張ってくれる彼らに対してなぜそんなにひどいことが出来るのだと!“怒り”の感情が込みあげてきました。それと同時に、どうしてそんなことが起きてしまっているのか?という事をよく調べました。すると、問題の原因を作っているのが仲介を行っている団体(監理団体)であるということが分かってきました。その時に私は一つの決心をしました。「不幸な境遇に陥ってしまう技能実習生を世の中から無くすために、自分で監理団体を設立しよう!」 

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SJC協同組合の設立

 

先ずは監理団体の問題点を洗い出しました。その部分にこそ、お客様が望む理想の組合像があると考えたからです。そこから見えてきたことは、組合が紹介する実習生を単なるモノとしてしか考えず、紹介してお終いになってしまっているということ。次に、実習生を仕事の一連の流れの中での一つの歯車になることしか想定していないために、語学教育や生活教育がおざなりになってしまっているということがありました。  この時点で、私の目指すべき監理団体の理想像がハッキリと明確になりました。実習生を我が子のように大切にして、その成長を紹介した企業と一緒になってしっかりと見守るパートナーになること。そして、実習生が日本での仕事と生活に不自由しないように、確かな教育を施して成長の機会を無駄にしないための仕組み作りをして、それをお客様に提供すること。  この理想を胸に、まだ黎明期にあった技能実習制度を仲間に理解してもらうために奔走し、賛同してくれる仲間を集めて、やっとの思いで組合の設立にこぎつけました。組合の事業を行うには気持ちだけではなく、実際に時間をかけていく必要がありました。そこで、私は強い信念を胸に、家業がある会社を出てこの事業に本腰を入れて参入することにしました。  

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乗り越えてきた苦労

 

この事業をおこなっていく上で非常に重要な事は、将来を見越しながら日本の市場にマッチする国の選定をすることと、現地で良きビジネスパートナーと巡り合うことでした。

そこで私は、日本という国に性質が近い国はどこなのかを一生懸命考えました。幸い実家の製造業で働いていたときに、様々な国の方と関わることが出来たので自分の経験も考慮しながら選定をすることが出来ました。そうして白羽の矢を立てたのが「ベトナム」でした。理由は、仕事に対する熱心さが他のアジア諸国と比べて群を抜いて高かったこと。そして、宗教観が日本人に近いので日本社会にマッチすることが経験から分かっていたからです。

国の選定が済んだ次に必要なのは、ベトナムで良きビジネスパートナーと巡り合うことでした。当時はまだオンラインの技術が発達していなかったので、どんな事をするにも直接現地に行かなければ始まりませんでした。その当時は、年に何度も飛行機に乗り、舗装されていない道をバスに揺られて何時間もかけて移動して、お湯も出ないホテルに寝泊まりして、必死に学校巡りを行いました。

そうした苦労の甲斐もあり、信頼できるビジネスパートナーと巡り合うことが出来てやっとの思いで実習生の紹介のための下地が整いました。

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ともに苦労を分かち合った仲間

 

下地作りに奔走した後は、何が必要か…。目的地にたどり着くための地図(夢)はある。その場所に行くための船(監理団体)は作った。仕事(技能実習生の紹介業)も作った。次に必要なのは何か…。船に乗せるクルー(仲間)が必要となりました。

同じ志を持ち、考えに賛同してくれる仲間を集めることは容易ではありませんでした。それでも、人を信じる事を忘れずに一生懸命に働いて、付いてきてくれた仲間を不安にさせないように背中を見せてきました。離れていく人、裏切る人も中にはいましたが、自分の不徳の致すところと捉えて、それを糧にして前に前に歩んで参りました。

業界の中で勝ち続けるために、時には背伸びもしながらコツコツと仲間と共に努力してきました。有難いことに私の志に賛同してくれる素晴らしい仲間が増えて、全国にお客様を抱える組織にまで成長させることが出来ました。

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ループの設立と新たなステージに向かって

SJC協同組合が大きな組織になるにつれて業界の様相もかなり変わってきました。技能実習生という存在が世の中に認知されるようになり、新たに特定技能制度も創設され、外国人材の隆盛期に入ってきたと感じております。今後も、厳しい日本の労働者市場を補う形で増加の一途を間違いなくたどっていくことでしょう。

ここで、また一つ問題が生じてきました。彼らをモノのように扱う粗悪な団体がまた増えてきてしまったのです。何故かというと、政府が外国人人材の増加を促す戦略を取る流れで、外国人を企業に紹介するためのライセンスが取得しやすくなってしまったのです。それにより、制度への理解が甘く、彼らのことを一生懸命に考えることのできない団体が増えてしまいました。近年の許認可はく奪の件数増加が正にそれを物語っております。

そこで、私は次のステージに進むために「組合の不正を監視するための会社を作ろう!」と決心しました。名称を”さくら教育支援㈱”とし、組合の監視だけではなく外国人に一番必要なスキルである日本語教育を支援することまで網羅する組織としました。そして、この会社をトップにして「さくら教育支援グループ」を設立。グループには、「SJC協同組合」と「外国人材サポートサービス㈱」が所属します。先ずは、SJC協同組合の組織を外から観察することで効果を検証していき、効果が実証できたらグループを全国に拡大していきたいと考えています。

 

私たちは決して歩みを止めません、業界の当たり前を変えていく。革新のための挑戦を怠らない強い組織をこれからも目指していきます。

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さくら教育支援株式会社

SJC協同組合

​外国人材サポートサービス株式会社

 

取り扱い国:
ベトナム・ミャンマー・インドネシア・スリランカ・ネパール 

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